この障害は幼少時に発症することもあり、男女での発症比率は同等です。しかし、すべての人がどの年齢においても発症する可能性があります。長期にわたって社会不安障害を患っていても治療するには手遅れということは決してありません。正しい治療が施されれば良くなるのです。
“私自身に何か問題があると思っていました。社会不安障害がいったいどういうものなのかはもちろん、治療法があることさえ知りませんでした。”
“人前で緊張するとすぐに冷や汗をかきました。顔が赤くなりのどが渇きました。心臓が胸から飛び出るほどバクバクして体が震えました。みんなが自分を見ている気がして何も言えなくなってしまいました。”
社会不安障害はあなたが思っている以上に身近なものです。アメリカでは3番目に多い精神障害です。8人にひとりのアメリカ人が社会不安障害を持っていると言われています。幸いなことに、これは治療ができます。多くの社会不安障害の人が回復し、より生産的な生活を送っています。
もちろん、あなたも社会不安障害を治療できます。一晩で病気が治ることはありませんが、正しい治療を行えば必ず良くなります。不安を上手くコントロールして、思いのままに生活できるという自信を持ってください。
医師:社会不安障害をもっと知りたい人のために、このサイトよりパンフレットとビデオで手に入れることできます。
さらに知るには
“恐怖”という言葉は、ある特定の状況や物に対して過度で理不尽な恐怖行動をとってしまう状態を表すのに使われます。これには3種類あります。それらは、広場恐怖(回避できない場所や状況に対する恐れ)と特定恐怖(ある特定の物や状況に対する恐れ)と社会不安障害(社会的あるいは何かを実行する場面に対する恐怖)です。
社会不安障害の中には、不安や屈辱を恐れてすべての公衆の面前を回避する人がいます。しかし社会不安障害になったからといって全部の公衆の面前を恐れることはありません。パーティーに行き、何の問題もなく見知らぬ人に会うことができても、公衆の前では強い不安があり食事をしたり物を書くことができない人もいます。重要なのは、何が恐怖を引き起こしているかではなく、その恐怖がどうあなたの人生に影響を与えるかです。例えば、見知らぬ人に対して大きな不安を感じる人の場合、誰かと会うこと、友達を作ること、昇進することに困難が生じてきます。
残念ながら多くの社会不安障害の人は不安の原因となる状況を回避するために自ら生活習慣を変えています。例えば、仕事でプレゼンテーションをするのが嫌で昇進を辞退したりしています。